2015年09月14日

8月の創作論講義(ケイ)

65期基礎科・夜間部、「ケイ」です。
ブログ執筆はこれで二回目となります。
今回は6月に続いて、8月の「創作論講義」について当方なりにまとめてみました。

8月4日 井上登紀子 先生
ハリウッド式のシナリオには欠かせないと言われる
三幕構成について改めて見識を深められる講義でした。
また、ハリウッドにはシナリオライターの他、
シナリオの構造分析を生業とする専門家がいるなど
興味深いお話を聞くこともできました。
他の講義で、ハリウッドではシナリオを
書く(Write)とは言わず、開発(Develop)すると言うとの
話を聞いていたこともあり、自分流のシナリオ観についても考えさせられる講義でした。
ただ漫然と書きたい物を書くのではなく、観客に望まれる物語を
客観的に解析し、構築する技量を今後は磨いていきたいです。

8月18日 丸内敏治 先生
某グルメマンガの名物キャラのモデルになったことでも
有名な北大路魯山人を主人公に据えた脚本『唯我独尊』について
執筆者の丸内先生よりお話頂いた講義でした。
脚本を読み、先生のお話を聞いて、まず感じたのが取材の綿密さ
多様な書籍からの情報収集はもとより、
魯山人と縁や親交のあった方々との取材を通じて脚本の中に生み出された
登場人物の造形には圧倒されました。
『脚本は脚(あし)で書くから脚本だ』という格言を
以前に聞いたことがありますが、
まさにそれを実感させられる講義となりました。

8月25日(昼) 福田裕子 先生
こちらの講座で受講を始めてから、ずっと聞きたいと思っていた
アニメ業界における脚本のアレコレについてお話頂きました。
講師の福田先生がこの分野で仕事をすることになったきっかけに始まり、
アニメ業界における脚本家のあり方や立ち位置、
先生独自の脚本創作テクニックに至るまで幅広くお話を伺うことができ、
大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
講義が終わった後も、熱心に先生に対し、
様々な切り口で質問をする受講生が多く、
先生の柔和で朗らかな人柄、受け答えの仕方と併せて印象的な創作論講義となりました。

8月25日(夜) 榎望 先生
8月4日の井上先生の講義と同様に
脚本のパターンや構造の重要性について学ぶことができた講義です。
講義中、いくつかの名作映画の冒頭部分を鑑賞しましたが、
どの映画にも共通して言えたのは「続きを見てみたい!」という
欲求を喚起する技術の巧みさ

脚本家を志していながら、『カイロの紫のバラ』など、未見の
映画も多かったため、これを機に年代やジャンルに囚われず
古今東西の名作に触れていきたいというモチベーションが高まりました。
余談ですが、榎先生も講義で触れていた『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』
読み易く、かつ脚本構成のノウハウを知る上で大変参考となる書籍です。
ライバルが増えそうなので、実はあまり宣伝したくないという本音も
ありますが、今後、切磋琢磨しあうためにもオススメしておきます。

今日はこのあたりで






posted by シナリオ講座 at 16:43| 15年春 第65期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月27日

「マイケルが来てから!」

こんにちは。
基礎科夜間部より、Ⅿです
10月開講クラスの受講生募集が始まりましたので、
宣伝になるかどうかはわかりませんが、講座を受ける前と受けた後で、
映画の観かたがどのように変わったか、
ゴッドファーザーを例に
比較してみます。

<講座を受ける前>
映画が終わって…
いやー、面白かった馬の首のとこ、最高!
あと、料金所みたいなとこでソニー兄さん撃たれるとこも。
結構長かったな。なんか、ピザ食べたくなってきた
よし、ピ〇−ラレストラン

<講座を受けた後>
映画が終わって…
いやー、面白かった 
始めのほうの、あの台詞、よかったな
「マイケルはどこだ!写真はマイケルが来てからだ!」みたいなやつ。
家族写真を撮ろうとする場面でのパパ・コルレオーネの台詞なんだけど、
この一言で、パパのマイケルに対する気持ちが分かるし、
家族写真=ファミリーを描く映画なんだなって思わせる。
さらに、マイケルがこの後ファミリービジネスに関わっていくのかなって予感もさせる。
冒頭の結婚式のシーンは黒澤映画を参考にしてるんだよな。
よし、それ借りにツ〇ヤ

(上記の比較はあくまでも個人の見解です)

基礎科も残すところあと一か月となりました。
講座の感想を一言で言いますと、楽しいです。
受講を考えている方は是非見学は無料だと思います。



posted by シナリオ講座 at 15:52| 15年春 第65期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月18日

8月17日 研修科夜間部 D.G

はじめまして。私は、研修科、夜間部に通う、D・Gという者です。
今回は、現在の研修科夜間部についてリポートのお話を頂きましたので、
若輩ですが、報告させて頂きます。

現在、研修科夜間部は、まさに佳境の真っただ中という状況です
8月の終わりに城戸賞があり、さらに残り少ない講義の後には、様々なコンクールが待ち構えています。
他の生徒さん達も、皆それぞれの思いで、今後の行く末を考え、万進していると思います

それまでは、授業の終わりには、みんなで近くのサイゼリアに行き、
映画や脚本の事について語り合ったり、先生方をお呼びして、
講義とは違った色々なエピソードなどもお聞きしていましたが
私に関して言えば、夏の到来と共に、気力体力の消耗激しく、
今はほとんど参加出来ていないのが残念です。

授業に関しては、やはり私を含め、皆さんプロットの段階で苦戦しています
諸先生方がおっしゃるとおり、プロットというものは難しい。
時期も時期ですので、シナリオも見てくれると仰って下さる先生もおられますが、
私個人としては、やはりプロット作成に一定の自信が付くまでは、
シナリオに取り掛かるのは、やめておこうと考えています。
このままシナリオを一本も提出せずに、プロットのみをひたすら勉強して
卒業しても良いとさえ思っております
 
『シナリオ講座』なのにプロットの勉強だけで卒業するのは本末転倒ではないか?
特に現在基礎科で勉強されている方々には、そう思われてしまうと考えますが、
やはり、それほどまでに、プロットとは奥の深いものなのであります

第一、ほとんどのコンクールでは、提出するシナリオの前に、
必ず「あらすじ」を書け。と明記されています。
つまり、作品の大事な第一印象が、そこで決定してしまうのです。
どんなに面白い作品が書けていても、それを、とても、とても短い文章で表現出来なければ、
入賞などは難しいと、私は考えます。
勿論、これは私の考えですので、他の方々にも、それぞれ考えがあると思います。

とにかく、残り少ない講義、学べるものはどんな小さな事でも学んで
少しでも優秀な脚本家になる為に、頑張る所存であります。

スミマセン、現在の研修科のリポートのはずが、半分は私の話になってしまいました。
駄文にも関わらず、ここまで読んで下さった方やリポートの機会を与えて下さった
事務局のYさんに感謝の意を表すと共に、ともに頑張りましょう✊という言葉で、
この文章を終わらせて頂きます。 

       
posted by シナリオ講座 at 16:21| 15年春 第64期研修科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月01日

7月30日 基礎科昼間部(宮内)

暑いーっ
夏だから暑いに決まっているのですが今年の夏は特別に暑い。
こんな暑い日にはなんといっても、ビールビール でしょ。
先日、第65期基礎科昼間部のメンバーで授業のあとに暑気払いを兼ねて
クラス初めての懇親会を開催しました。
今回はその報告を。第65期基礎科昼間部の宮内がレポートします。

授業ではちょうど1時間もののオリジナルシナリオの創作が始まりました。
この日(7月30日)はそれぞれが提出した2つのオリジナルシナリオの
ログラインと企画意図の発表。
いつもなら2時から4時までの授業なんですが
この日はそのあとにおいしいビールが待っているので
懇親会が始まる5時まで教室で岡芳郎先生の講評ももらえました。

そして、お約束のビールいやいや、懇親会です。
なんといっても、懇ろに親しむ会なのですから授業のことは一旦忘れましょう。
参加メンバーは我々第65期基礎科昼間部のメンバーと岡先生三浦有為子先生
それと、5月に創作論講義を担当して頂いた安井国穂先生にも参加して頂きました。

まずは、ビール カンパーイ!
授業のことは一旦忘れましょう、と思っていても
やはり気になるのが今まで勉強してきたこととか映画のこととか。
シナリオライターの知られざる世界とか。
ビールが進みます。
いやあー。おいしいです わーい(嬉しい顔)
そこのお店に3時間いても、まだ8時。
それならばと、次のお店へとなだれ込み、そこではワインの瓶が一本、二本と並びます。
しかも、安井先生にごちそうになってしまいました。
こんな時程、学生がいいと思ったことありません。
こうして赤坂の夜は更けていったのであります


posted by シナリオ講座 at 16:34| 15年春 第65期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月21日

7月14日 創作論講義(堀)

初めて書かせていただきます。堀と申します

7月14日(火)に、三島有紀子さんが特別講座の講師として来て下さいました。
私は昼の部・夜の部どちらも参加しました。

昼は三島監督が、どのような道のりを経て脚本・監督になられたか
、現場でのエピソードや今までの作品のお話について。
加えてシナリオライターに必要な資質などを、事務局Yさんからの質問形式で聞かせて下さいました。

夜は、うってかわって
監督が一曲の曲をモチーフに作った「オヤジファイト」という短編を鑑賞したあと、
私たち生徒も同じように、ある曲から物語を連想するワークショップを行って下さいました。

昼の部では、お話の端々から、監督の映画へのを感じたことが印象的で
三島監督の経歴等をお聞きして
私たちもどんどんチャンスをつかむ為にチャレンジしていかなければいけない。
士気を上げていただいた講座でした。

夜のワークショップは曲からインスピレーション💡を受けて、1シーンを考えて書く
という初めての試みだったのですが・・・
いざ、書いたものを一人ずつ発表していくと
そこに居た全員が、違うストーリーを書いていました
哀愁漂う曲で、シンプルに行くと設定が被りそうなものなのですが
それぞれが異なった物語を語るのを聞いて、それぞれ視点が違うということに面白みを感じました。
たった1曲の曲でも、真剣に向き合えば物語が浮かんでくることを学んだので
モノや人、ほんの小さなきっかけからも、物語を連想するクセをつけていこう、と思っています。

三島監督は、なんだかキラキラしていて
そのキラキラに吸い込まれるような感覚がありました。
なんだか、ついて行きたくなる感じです。まさに監督の気質をお持ちでした。

私も脚本家として人たらしになれるように、頑張らねば✊
沢山のことを学んだ1日でした。
三島監督、ありがとうございました



posted by シナリオ講座 at 15:21| 15年春 第64期研修科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする