2016年11月09日

10月25日創作論講義:岸本卓先生


研修科夜間部 受講生の伊藤朝香と申します。

10月25日の創作論講義:岸本卓先生の回にお邪魔させて頂きました。
元々、シナリオ講座を受講したキッカケが岸本先生でしたので、
『ついにこの日が来たか!』 と待ち望んだ回でもありました。

まずは、エンターテイメント性に強いという、
三幕構成(第一幕、第二幕、第三幕から成り立つ構成)について教えて頂きました。

●第一幕とは…
状況説明部分であり、 『起』 にあたるところ(2時間ものであれば、時間目安約30分)

●第二幕とは…
葛藤部分であり、 『承』 にあたるところ(2時間ものであれば、時間目安約70分)

●第三幕とは…
解決部分であり、 『結』 にあたるところ(2時間ものであれば、時間目安約20分)

上記のような、時間配分で成り立っていると。
現場でお仕事する際にも、この構成を伝えてから制作に携わっているとの事でした。


そして、三幕構成に欠かせない
ターニングポイント:プロットポイント1・プロットポイント2 のお話へ。

●プロットポイント1とは
第一幕の中にあるターニングポイント
物語のスタート地点であり、第二幕へ移行するキッカケ部分。
(主人公に課題を課する部分かなと…私個人の解釈ですが…)

●プロットポイント2とは
第二幕の中にあるターニングポイント
『転』にあたる部分であり、第三幕へ移行するキッカケ部分。
(主人公が第二幕で受けた葛藤を解消するポイントかなと…これも私個人の解釈ですが)

だいぶ、私個人の解釈が入っていますが…
「物語の仕組みとは?」という事を教えて頂きました。
何となく分かっていたようで、
実際これをもとにシナリオを作るのは難しいそうだな…と。

シナリオ添削の時間では、提出したシナリオを元に岸本先生が
『プロットポイント1・プロットポイント2はどこにあたるのか?』
というのを提示してくれました。
提出されたシナリオに沿ってみてみると、
プロットポイント1が2つあったり、プロットポイント2が無かったり…
と様々な状況がありました。
難しいそうだな…と思っていた私も、
自分のシナリオだからこその納得、足りない部分が浮き彫りになり、
自然と糸口が見えてくるようでした。

「いい作品を作れば、自分のクレジットになる!という心持ちで、
初稿を守るのではなく、どんどん捨てて、いいものを取り入れていこう」
とも、教えて頂きました。
『この心持』と、『三幕構成』を自分のものに出来たら、
エンターテイメント性に強い脚本家になれるのではないかという希望と、
これを自分のものにする事ができるのか…という焦りをヒシヒシと感じた私でした。

そして岸本先生の講義を受け、67期研修科夜間部では、新たな試みが…
みんなで、『三幕構成』や『起承転結』を高め合おうと、
講評用のLINEグループが立ち上がりました!
ますます、熱気が加速していく研修科夜間部です。笑

この回を企画してくださった事務局の方々、
お忙しい中、講義に来てくださった岸本卓先生、
本当にありがとうございました。




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2016年10月19日

10月11日創作論講義


井上由美子先生の講義を受けました。
(井上先生の作品に強い思いがある私は、
幼いころ初めての遠足の前日、
眠れない小学生1年生のような気持で
身を清めて参加致しました。
当然のごとく前の席に座り、先生をお待ちいたしました。)

先生は生徒として、基礎科担当講師として、ここにおりましたと語り、
我々受講生を前に、 「シナリオは書くしかない」とまず肝心な言葉を贈り、
私たちに心のこもった90分間の白熱創作講義をなさいました。

まずは、発想の仕方、構成、セリフについて教えて頂きました。

1.発想の仕方について、何もないところから物語を考えるよりも、
  具体的な事柄から物語の発想をするとよいとアドバイスされ、
  数枚の写真をもとに、物語をつくるレッスンを。
  与えられた作成時間が数分間の短い時間でしたが
  参加された生徒の方達から回答が積極的に発表されました。
  子供のように気がちいさくなり、私は書いたものを発表できませんでした(反省!)

2.構成について、構成は順序です。
  参考となるシナリオを書き写し、効果的な順序を学ぶように。

3.セリフについて、人とのつきあいが大切です。
  人とのつきあいのなかで、傷ついたとき、
  どのような言葉で傷ついたのかを思いだすとセリフの勉強になる
とのこと。
  
  一番はずかしかったことについてストーリー作成(15分)の課題が出され、
  参加者全員取り組みました。
 (ちなみに、普段ペンで書いていない私は、途中で手が動かなくなり、
  アラビア文字のような字で馬鹿みたいなストーリーを書きました。
  きっと意味不明読解不能だろうナ……。)

最後に質問について、お答えくださり、
あっという間に白熱の90分間講義は終了いたしました。
(質問内容は手が動かなくなり、書き取りが困難でした。)
講義終了後、教室は運動を終えたような静かな熱気に満ちていた(ような気がしました)。  

夜更けの帰り道で、「シナリオは書くしかない」との井上先生の言葉が
どこからともなく聞こえてきて、
切ないようで、何か心温まる思いに胸が満たされてゆく私でした

「井上先生、……有り難うございました!」

研修科昼間部  清水








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