2015年10月05日

9月26日 修了式 基礎科夜間部(N)

シナリオ会館の一室、
いつもなら受講生の提出したシナリオやプロットのプリントが置いている机に
その日はが置いてありました。

面白かったシナリオを書いた生徒だけがその鮨を食べることができる、
そうでなかった生徒の顔面には一斉に酢飯が投げつけられる。
顔面にぶつけられた酢飯の痛みを知る者だけがサクセスをつかむことができる。
そんなハードコアな授業がこれから始まる。

そんなことではではなく、
これから始まるシナリオ講座の修了式のため、
鮨やビール、その他の料理が机に並べられていたのでした。

ちなみに修了式前にはシナリオに関する書籍や雑誌本のバザーが開かれていました。
月刊シナリオや月刊ドラマ、年鑑代表シナリオのバックナンバーなどの書籍が
格安で売られていて(安いものになると百円!)大変ありがたい催しでした。

修了式といっても堅苦しいものではなく
講座を担当した先生方のそれぞれのお話の後、
研修科・基礎科の受講生みんなでビールビールを飲みながら鮨をつまみ
ワイワイ語り合うというアットホームな感じのものです。

先生方は現役バリバリの脚本家の方なので、
いろんなためになる話をしてくれたのですが、
その中で私の通っていた基礎科夜間部を担当してくれた先生の話をピックアップすると…

まず足立紳先生。こういう講座の講師をやるのは初めてで
「僕が役に立てることなんて何もなかった…」と仰ってましたが、もちろんそんな事はまったくなく。
書いてきたプロットやシナリオをどうすればもっと面白くなるか、
いろいろとアイデアの方向性を出してくれたり、
中々うまくいかなかった時期の話を赤裸々に話してくれたり。
続けること、そしてシナリオのストックを持っておくことって大事だなーと思ったものです。

そして加藤正人先生
加藤先生は一見物腰は柔らかで落ち着いた大人、という感じなのですが、
実はギャンブラーであり、たまに人殺しのような目つきをしているときがあります。
このときもその目でこう言いました。

「とにかく書く事。つぎに見ること」

自分の書いたシナリオを見せる、というのは恥ずかしいものです。
書いてる途中で「これは全く面白くないんじゃないか?」と思いだしたら止まりません。
人によっては自分の尻の穴をみられてるようだ、という人もいたりするわけです。

私も例外ではなく、稚拙さばかりが気になって、書くのをやめようか、
でも次の提出の期日に間に合わないと講座が終わってしまう、どうしよう?
いっそシナリオの代わりに尻の穴を見てもらおうか?ほめてもらえるかもしれない、
などと思ったものです。
あのとき尻の穴を見せずにシナリオを見せて本当に良かったと思います。

そんなこんなでシナリオ会館での修了式も終わり、
そのまま近くの魚民で二次会へとなだれ込みました。

気づけば深夜二時
終電もとっくに終わっており。魚民に残ったのは私を含めて5人。
全員死んで腐って放置された魚の目をしていました。魚民です。

始発電車が走り出すまでの約三時間。民は語り合いました。身の無い話を延々と。
そして私の頭の中では加藤先生の言った言葉がぐるぐると頭の中を駆けめぐっていたのでした。

「とにかく書く事。つぎに見ること」

そうか。そうだ。書かなければ。
FC2のエロチャットに給料をつぎ込んでる場合ではない。シナリオを書くんだ。
始発電車で乗り合わせた酔っぱらったキャバ嬢のパンチラをグッとにらみながら強くそう思ったのでした。



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2015年10月03日

9月24日 基礎科昼間部(大野)

こんにちは。初めまして
9月に基礎科昼間部を無事修了した大野と申します

4月からの半年間、長いようであっという間の日々でした。

入校の時点で、私たちのクラスは6名。
シナリオに関して、ほぼ右も左もわからない状態からスタートし、残念ながら1人は途中でフェードアウトしてしまいましたが、岡芳郎先生と三浦有為子先生による指導のもと、残りのほぼ全員が1時間のオリジナルシナリオを提出しました。

先生方の厳しくも温かい講評をいただき、シナリオの難しさと面白さを再び認識しているところです。

「ほぼ全員」というのは、1名、提出できなかったクラスメイトがいるのですが、それには理由がありました。
一足早く、劇作家としてデビューしたからなのですぴかぴか(新しい)

9月が劇の本番だったため、8月後半からはほとんど授業に出られず、最終課題も間に合いませんでしたが、劇作家としてのデビュー作もちょうど1時間もの。
これは確実に、最終課題以上に、彼女のこの半年のすばらしい成果だったと思います。
なのでもちろん、彼女も無事このクラスを修了しました

そして、最終授業の日、クラスメイト全員で下北沢まで観劇に行ってきました目

オムニバス形式の中の1つで、田舎の駅を舞台にした物語でした。
歳も仕事も違う8人が織りなす、くすっと笑えてじんわり泣けるゆるやかなコメディ。
とても楽しませてもらいました
劇場は大盛況で、私たちの席もようやく確保してもらえた状態でした。

立派に脚本と共同演出を担当し、世の中に作品を発表したクラスメイトに心から拍手を送りますぴかぴか(新しい)

さて、基礎科を終えた私たちは、10月から研修科に通います。
研修科から新たに入学するも方もいるそうなので、楽しみですわーい(嬉しい顔)

引き続き岡先生と三浦先生にご指導いただけるのはもちろん、安井国穂先生が加わってくださるということで、こちらも大いに期待しています。

シナリオライターになるべく、さらに切磋琢磨していきたいと思います!




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2015年09月14日

8月の創作論講義(ケイ)

65期基礎科・夜間部、「ケイ」です。
ブログ執筆はこれで二回目となります。
今回は6月に続いて、8月の「創作論講義」について当方なりにまとめてみました。

8月4日 井上登紀子 先生
ハリウッド式のシナリオには欠かせないと言われる
三幕構成について改めて見識を深められる講義でした。
また、ハリウッドにはシナリオライターの他、
シナリオの構造分析を生業とする専門家がいるなど
興味深いお話を聞くこともできました。
他の講義で、ハリウッドではシナリオを
書く(Write)とは言わず、開発(Develop)すると言うとの
話を聞いていたこともあり、自分流のシナリオ観についても考えさせられる講義でした。
ただ漫然と書きたい物を書くのではなく、観客に望まれる物語を
客観的に解析し、構築する技量を今後は磨いていきたいです。

8月18日 丸内敏治 先生
某グルメマンガの名物キャラのモデルになったことでも
有名な北大路魯山人を主人公に据えた脚本『唯我独尊』について
執筆者の丸内先生よりお話頂いた講義でした。
脚本を読み、先生のお話を聞いて、まず感じたのが取材の綿密さ
多様な書籍からの情報収集はもとより、
魯山人と縁や親交のあった方々との取材を通じて脚本の中に生み出された
登場人物の造形には圧倒されました。
『脚本は脚(あし)で書くから脚本だ』という格言を
以前に聞いたことがありますが、
まさにそれを実感させられる講義となりました。

8月25日(昼) 福田裕子 先生
こちらの講座で受講を始めてから、ずっと聞きたいと思っていた
アニメ業界における脚本のアレコレについてお話頂きました。
講師の福田先生がこの分野で仕事をすることになったきっかけに始まり、
アニメ業界における脚本家のあり方や立ち位置、
先生独自の脚本創作テクニックに至るまで幅広くお話を伺うことができ、
大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
講義が終わった後も、熱心に先生に対し、
様々な切り口で質問をする受講生が多く、
先生の柔和で朗らかな人柄、受け答えの仕方と併せて印象的な創作論講義となりました。

8月25日(夜) 榎望 先生
8月4日の井上先生の講義と同様に
脚本のパターンや構造の重要性について学ぶことができた講義です。
講義中、いくつかの名作映画の冒頭部分を鑑賞しましたが、
どの映画にも共通して言えたのは「続きを見てみたい!」という
欲求を喚起する技術の巧みさ

脚本家を志していながら、『カイロの紫のバラ』など、未見の
映画も多かったため、これを機に年代やジャンルに囚われず
古今東西の名作に触れていきたいというモチベーションが高まりました。
余談ですが、榎先生も講義で触れていた『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』
読み易く、かつ脚本構成のノウハウを知る上で大変参考となる書籍です。
ライバルが増えそうなので、実はあまり宣伝したくないという本音も
ありますが、今後、切磋琢磨しあうためにもオススメしておきます。

今日はこのあたりで






posted by シナリオ講座 at 16:43| 15年春 第65期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月27日

「マイケルが来てから!」

こんにちは。
基礎科夜間部より、Ⅿです
10月開講クラスの受講生募集が始まりましたので、
宣伝になるかどうかはわかりませんが、講座を受ける前と受けた後で、
映画の観かたがどのように変わったか、
ゴッドファーザーを例に
比較してみます。

<講座を受ける前>
映画が終わって…
いやー、面白かった馬の首のとこ、最高!
あと、料金所みたいなとこでソニー兄さん撃たれるとこも。
結構長かったな。なんか、ピザ食べたくなってきた
よし、ピ〇−ラレストラン

<講座を受けた後>
映画が終わって…
いやー、面白かった 
始めのほうの、あの台詞、よかったな
「マイケルはどこだ!写真はマイケルが来てからだ!」みたいなやつ。
家族写真を撮ろうとする場面でのパパ・コルレオーネの台詞なんだけど、
この一言で、パパのマイケルに対する気持ちが分かるし、
家族写真=ファミリーを描く映画なんだなって思わせる。
さらに、マイケルがこの後ファミリービジネスに関わっていくのかなって予感もさせる。
冒頭の結婚式のシーンは黒澤映画を参考にしてるんだよな。
よし、それ借りにツ〇ヤ

(上記の比較はあくまでも個人の見解です)

基礎科も残すところあと一か月となりました。
講座の感想を一言で言いますと、楽しいです。
受講を考えている方は是非見学は無料だと思います。



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2015年08月01日

7月30日 基礎科昼間部(宮内)

暑いーっ
夏だから暑いに決まっているのですが今年の夏は特別に暑い。
こんな暑い日にはなんといっても、ビールビール でしょ。
先日、第65期基礎科昼間部のメンバーで授業のあとに暑気払いを兼ねて
クラス初めての懇親会を開催しました。
今回はその報告を。第65期基礎科昼間部の宮内がレポートします。

授業ではちょうど1時間もののオリジナルシナリオの創作が始まりました。
この日(7月30日)はそれぞれが提出した2つのオリジナルシナリオの
ログラインと企画意図の発表。
いつもなら2時から4時までの授業なんですが
この日はそのあとにおいしいビールが待っているので
懇親会が始まる5時まで教室で岡芳郎先生の講評ももらえました。

そして、お約束のビールいやいや、懇親会です。
なんといっても、懇ろに親しむ会なのですから授業のことは一旦忘れましょう。
参加メンバーは我々第65期基礎科昼間部のメンバーと岡先生三浦有為子先生
それと、5月に創作論講義を担当して頂いた安井国穂先生にも参加して頂きました。

まずは、ビール カンパーイ!
授業のことは一旦忘れましょう、と思っていても
やはり気になるのが今まで勉強してきたこととか映画のこととか。
シナリオライターの知られざる世界とか。
ビールが進みます。
いやあー。おいしいです わーい(嬉しい顔)
そこのお店に3時間いても、まだ8時。
それならばと、次のお店へとなだれ込み、そこではワインの瓶が一本、二本と並びます。
しかも、安井先生にごちそうになってしまいました。
こんな時程、学生がいいと思ったことありません。
こうして赤坂の夜は更けていったのであります


posted by シナリオ講座 at 16:34| 15年春 第65期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする