2008年12月11日

12月11日 基礎科夜間部(高野美奈子)

今日の授業は、鈴木先生。前回の続きで、短編小説『葉桜と魔笛』を脚色してプロットにしたものを、みんなで講評しあうという授業だ。
他人の作品を読んで、自分の意見を持つということは、それだけでかなりの勉強になる。自分の意見と他人の意見、どこが同じでどこが違うのか。そして、感じ方はさまざまである。
ちなみに今回は、自分の作品の講評もあった。いろんな人に読んでもらえて、なおかつ意見も言ってもらえるのはありがたい。
教室ならではのことだと思う。とても参考になった。
それにしても、同じ題材の作品でも、人によって実にさまざまな個性があらわれる。
同じ教室で学ぶ方々のことも、その作品の個性によって、だんだん印象づいてきた。早くみんなのオリジナル作品が読んでみたくなった。


高野美奈子(第52期基礎科夜間部)
3月までイメージフォーラムに通っていた。
今度は気分を変えて、起承転結を学んでみる。


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2008年12月04日

12月4日 基礎科夜間部(大澤恵理子)

「すぐれた文章には法則がある。自分の経験で 作家ごとにそれぞれ異なる法則があるものだ」


先週の授業の課題 映画「ひまわり」を見てのシナリオ起こしを掛札先生が添削して下さり 「シナリオはよどみなく読めなくてはならない…」と解説された際にご紹介頂いた言葉。
「ん〜とシドニィ・シェルダンじゃない…方の米国2大著名作家のことば…」と先生はおしゃっておられました。
作家ごとの法則…それが個性というものなんでしょうかネ。
ん??? 先生…結局、その方のお名前を憶いだされませんでしたがどなたのお言葉なんでしょう??
ちょっと気になる私デス。

今週の課題は モーパッサンの短編「ジュール叔父さん」の意訳を現代の日本の設定で自由な登場人物、年齢、家族構成etc…を創ってプロットを作成する。

放蕩叔父と家族の物語…。
先生は「ホームドラマにも 残酷な話にもなるな〜」とおしゃられておりましたが悪戦苦闘して書き連ねながらも ただただ迷走して時間切れとなってしまった私。
宿題として週末にでもゆっくり悩みたいと思っています。
皆様はいかがでしたでしょうか

ちなみに正直「モーパッサン」も知らない私でした。

アンリ・ルネ・ギ・ド・モーパッサン(モパサン)
(1850年8月5日 - 1893年7月6日 )
フランス ノルマンディー出身の詩人、小説家、劇作家。
代表作は「脂肪の塊」、「女の一生」など
…とWikiに載ってました。

この「女の一生」は日本でも松竹で1928年'53年'67年と3度も映画化され、TVの昼メロドラマになっているそうです。

最後に忘年会のお知らせ!

〈52期基礎科夜間部主催 シナ講・忘年会開催!〉
日時:12/20(土)18:00〜
場所:赤坂 やるき茶屋
会費:3000円程度

鈴木先生掛札先生お二人揃って参加予定!
52期に限らず創作論講義にいらっしゃる研修家の方、卒業された方…シナリオ講座に出入りするすべての方々の参加をお待ちしております。


大澤 恵理子(第52期基礎科夜間部)
映画と昼寝とJazzが好きです。
西川美和さんの映画「ゆれる」を見て書いてみたくなりました。


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2008年11月27日

11月27日 基礎科夜間部(吉田五月)

「27日の分のブログの当番、まわってきちゃったよ。何書いたらいい?」

「何って、ブログって、日記みたいなもんだから、その日にあったことなんかを……」

「講義うけた内容まで、書いていいと思う? なんかタダで大学の講義垂れ流しすんのと同じじゃん?」

「受講料払ってくださいよってか?」

「……セコい、ですかね」

「バラエティー番組で、『続きはCMの後でっ! まだまだ続きま〜す』とか言いながら、CMあけたら『続きはまた来週』とかいうくらいセコい」

「一応、様子だけは書いときましょうか。教室内は、30人弱、今週は鈴木則文せんせのご指導のもと、原作がある話を1時間ドラマにするっていうプロットを事前に書いてきて、みんなで批評しあったのだ。教室で、生徒たちって、すわる位置がだいたい固定してきているんだけど。はじっこにすわって、目立たないつもりでいると……」

「はじっこからあてるんだよね。順番つけやすから、とか言って」

「殺すぞ、殺すぞ、って言いながらピストルつきつけられて、いつまでも引き金ひかないよりは、ピストルの形も見えないまま、一思いにって感じで、いいことはいいんだけどね」

「……いいんだ?」

「大抵心の準備ができてないから、何言ってんだか、自分でもわからなかったりして」

「む、無責任な!!」

「まあまあ、次回はがんばろっ、と。そういえば、飲み屋での座る位置も、最近決まってきてない?」

「無責任な前向き……。君に無責任な批評をされて、影で泣いてる人もいたかも」

「もう違う話題なの。流行に疎い人って、いるよね!」

「インフルエンザの、大流行が去った後になるヤツとか」

「アタシです。おたふく風邪も20才過ぎてからなりました。……ほっといてください。……この教室に入る前、説明会で、『講義のあとの飲み会に参加することも貴重な経験になりますよ、むしろ…あ、いやいや(笑)』と聞かされて、ちょっとビビってたんだよね」

「……『むしろ』って、で、なにごまかしてんですか」

「授業が9時までなのに、門限が、とか、飲み代でこづかいが、とかね。びんぼーはつらいよね。格差社会なんとかしろっ、苦労しないで食っていきたいっ!!ひきこもりたいっ!! 贅沢言わないから」

「暴走しない!!」

「ほかにもビビッてた理由が2つ。その一つは、人間、アルコールが入ると豹変するかも」

「教室では紳士のような方が、ひとたびアルコールの魔の手に堕ちると、たちまち、エロチカセブンになるとか?」

「そーそー、禿げ上がった頭にネクタイ巻いて……。いるか!! もう一つの理由は、その逆で、教室では語れない、とか言い出して、シェークスピアとかギリシャ神話とか、言語心理学とか記号論とか出てきちゃったら、ついていけないじゃん。」

「それはそれで、授業料払って、お聞かせ願いたい」

「それとか、なんか、ちょっと、雰囲気、盛り上がっちゃって……お持ち帰り、とか」

「お前がいちばん下心ありそー!! 様子知らないひと、これ読んだら誤解すっかも」

「はい、誤解です。『同志』って感じがむしろ近い。筆が進まなくて悶々としてるのは私だけじゃない、とか、同じ苦労をみんな感じているんだな、とか、励みになる。プロの方でも連続ドラマのエピソード作りには苦心されているってことも先生方からうかがうと、あ、家帰ったらまたがんばんなきゃ、って思う」

「で、家帰ってくると……」

「いも食って、屁こいて、寝てしまう」

「関西人か!! 意味ねー!!」


『書く、とは、恥をかくことなり』by 鈴木則文せんせ


吉田五月(第52期基礎科夜間部)
ミニ情報。うちの近くに「河合荘」ってアパート、あります。


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2008年11月18日

11月18日 基礎科創作論講義(稲澤)

本日の創作論講義  「シナリオ作家相談室」
講師/柏原寛司(シナリオ作家・映画監督)



今回の講義は、アクションを書かせたら右に出るものはいない、柏原寛司先生。
自分は、先々週の馬場先生以来、喉の奥に『何か』が、居心地悪そうにしているのを感じている。

「人間を書く」
「自分を書く」

この講座に来るまで、シナリオを書く上でこのような物を考えねばならないとは思ってもいなかった。
映画、ドラマは、エンターテイメントだ。
テクニックさえ学べば、シナリオは書けるものだと考えていた。
しかし、この甘い考えは、ここに集う多くの講師陣に、いとも容易く打ち砕かれる。
今回の柏原先生もその一人。

わけのわからないこの『何か』に、せめて輪郭を与えたくて、拙い言葉で投げかける。
柏原先生曰く、
「君は何が聞きたいんだ?」
自分でも分からなかった。

先生は言った。
新人のシナリオのダメなところを
「ヘソがない。書きたいところの周りをウロウロしているだけだ」と。
まさに、今の自分だ。
いや、自分はそれ以前である。
ヘソが何なのかも分からないのだから。
せめて春までに、このヘソが何なのか、これ位は分かるようになるのだろうか?

悶々とした日々がまだまだ続きそうである。


稲澤(第52期基礎科夜間部)
流浪人。様々な職を転々とし、現在に至る。
堪え性の無さは、ピカイチ。


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2008年11月13日

11月13日 基礎科夜間部(今川和広)

一食でも二食でも削って、場合によっては売血してでも、講義後の飲み会には要参加である。
我等が52期基礎科夜間部は、鈴木則文氏・掛札昌裕氏の奇才コンビ。
お二人とも、毎週の講義後に付き合ってくれる。

10月に52期がスタートして、もう一ヶ月以上になる。
講義後に一杯飲まないと帰れない体が出来上がってしまったようだ。
今週は鈴木先生の授業だった。授業、すんなり終わって、やるきに直行。

酒の席では、講義じゃ聞けない様な話が聞ける。
鈴木先生の作品群はアウトローというか型にはまらない物が多いような気がするのだけれど、先生の好きな映画や文学の話を聞くと実に王道のものが多いので驚く。
基礎を極めた上でセオリーを崩す。ピカソだってそうだった。カッコいいな。
やはり、僕たちこれから各々なんらかの物語を書くのだろうけれど、基礎を疎かにしてはいかんのです。

その日は鈴木先生、妙にご機嫌だった。
「綿矢りさ」の苗字について、ものすごく褒めてらっしゃった。
彼女の本当の苗字は、山田なんだ。
山田りさでは野暮ったくて良くない。
綿矢というペンネームにしたのがすごく良いと。
鈴木則文監督(75才)の口から「綿矢りさ」という単語が出るなんて。
相当な読書家なのはうっすらと知っていたけれど、すごいな、先生。
少年のような笑顔でヒートアップしていた。

素敵な方だ。


今川和広(第52期基礎科夜間部)
日本映画学校卒業後、しばらくふらふら・・・。
シナリオ講座に通うも、まだふらふら・・・。


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