2011年03月25日

最後の宴(基礎科夜間部)

2011年3月24日(木)今日が第56期基礎科の最後の授業。
残念な事に、私は仕事の都合で遅れての出席です。


勝手知ったる赤坂『シナリオ会館』。
エレベーターに乗り込み『3』を押す。

ドアが開くと聞こえてくるのは、我が師匠の声。


「そうそう、この声が聞きたかったの」


部屋の外で、密かに笑いを堪えてしまいます。


我が師匠の最後の教え、それは、もちろん内緒です。
どうぞ皆さん、気が向いたら、ご自分のお耳で『教え』を聞きに来てください。


「シナリオは人を描く」と言う方もいます。
で、あるならば、師匠の教えは「人生の教え」であると私は思います。


受講生の皆さん。これからの人生『承』を大切に考えていきましょう!
どんなに飛躍してもいい。すべては……。


あれ?少し書き過ぎたかもしれませんね。
自粛、自粛。

まあ、最後なので書き過ぎもご愛嬌でございましょう。


毎度同じ文句になりますが、
今の私に、師匠の教え通りにシナリオを書く腕はございませんが、
いつか、きっと書いてみせましょう。


あっ!金魚は研修科にも行くんだった!!
あー、やだやだ、まだまだ、師匠の声を聞く機会に恵まれておるではないか……。



さてさて、皆さん、申し訳ありません。
私が最後の授業に訪れた時には、すでに講評は殆ど終わっておりました。
ですので、今回は、最後(?)の『やる気茶屋』での飲み会の写真をアップします。

kisoyoru3.jpg

いかがですか?
色気がなくって、すみません。
この半年、こんな感じで飲んでました。



最後になりますが、
第56期基礎科の皆さん。
本当に出会えて良かったです。
ありがとう。
そして、頑張ってください。


嘘、はったり、真面目、馬鹿。
いろんな人がいたかもね。
でもね、それでいいよ。
それが人間。だから人間。


楽しかったね。また、遊ぼうね。


今度は、別のステージで会いたいね。
お互い、今とは違う肩書を持って会いたいね。


我らが目指すは『シナリオライター』それだけです。


それでは、また。
おやすみなさい。


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2011年03月06日

シナリオ講座講義録・第3回(基礎科夜間部)

第三回

     立場の違い 気持ちの違い

               by 井田天 蔵乃介

kisoyoru1.jpg

同じ立場の人間同士のふれあいってのは
意外に面白くないんだよ。

――提出された作品を講評されての柏原先生のお言葉。

提出された作品はライブハウス店員と
路上ミュージシャンがとあるきっかけで〜、というもの。

ちなみに井田天的には、
年下のナウでヤングなライブハウス店員の男と
いまどきの肉食系の女ミュージシャンという構図が
イマドキっぽくて、なかなかクルものがありました。

年下の草食系男子を手ほどきする肉食系女。
ぐへへへへへへ(何


さて、それはそれとして、先ほどの続き。

柏原先生が仰るには、
お互い音楽に興味を持っている境遇のため、
対立が生まれない。との事。


出ました、対立。
事あるごとに出てくるキーワード。

次に先生が提案したのは、
男側を霞ヶ関の役人にするというもの。
霞ヶ関の役人と路上女ミュージシャン。

・・・登庁したばかりの小生意気な黒ぶちメガネ役人が
女路上ミュージシャン、しかもアラサーに対して、

黒ぶち「あなたはいい年して何をやっているんですか?
 税金を納めているんですか?
 そんな無益な事はやめて、老後のことを考え、
 しっかり労働して、納税して、
 お国の為に真っ当な道を歩んでください。

肉食女「うっさいわね。
 社会の酸いも甘いも知らんくせに
 ナマ言ってんじゃないわよ!
 あんたの方こそ人の税金、
 天下りでたらふく溜め込んで!
 金!金!金!
 あたいはこんな荒んだ世の中に
 夢という潤いを与えたいんだ!
 このギターと!このノドで!

黒ぶち「・・・なら、こんな路上じゃなく、
 しかるべき場所。
 ライブハウスとかあるでしょう。
 そこで歌えばいい。

肉食女「・・・あんな場所。
 あたいは嫌いだ。
 身内ばかりで褒めあって気持ち悪い。
 あたいはもっと大勢の人に
 自分の歌を聞いてもらいたいんだよ!

黒ぶち「しかし、今のままでは
 あなたの歌は道行く人々の耳には届かない。

肉食女「それでもいいんだ。
 誰か一人でもあたいの歌が届いてくれれば。
 さあ、もういいだろ!
 邪魔だよ!いっちゃえよ!

黒ぶち「・・・もったいない。
 いい歌が歌えるのに。

肉食女「えっ。

黒ぶち「えっ。

肉食女「・・・今、なんて言った?
 ねえ、今のもう一回!

黒ぶち「べっ、別に自分は歌がどうとか知りませんよ。
 ただ、こんな所で歌うよりきちんとした形、
 ・・・そうCDでも出して、
 ちゃんと自分のポータブルCDプレーヤーで
 イヤホンしながら聴きたいなぁと思っただけです。
 自分、音楽詳しくないですから。

肉食女「CDあるよ!ほら!

肉食、黒ぶちに自主制作CDを渡す。

黒ぶち「え・・・これ。すごい!
 デビューしてるんじゃないですか!

肉食女「違うって。それ、自主制作。

黒ぶち「えー、でもすごい!
 早速聴いていいですか!

黒ぶち、ポータブルCDプレーヤーを取り出し、
CDをセット。
CDを聴き始める。

黒ぶち「ああ、ホントだ。
 あなたの歌が聴こえてくる。
 ・・・いいなあ。

天下の往来で恍惚に浸る黒ぶち。

肉食女「あ、あの・・・ちょっと。
 嬉しいけど、その・・・。

黒ぶち「あ、ごめんなさい。
 やっぱりいい歌ですよ、これ!
 今度、新曲を発売する時、言ってくださいね!
 買いますから!
 メーカーはジシュ・セーサクでいいんですよね!
 家に帰って早速、HPをチェックして、
 あなたの名前を検索してみますね!

走り去る黒ぶち。
ぽつんと残される肉食女。

肉食女「・・・もう、バカ。

肉食女、星のきらめく夜空を見上げる。
星のきらめきと共に夜空に浮かぶ、黒ぶちの笑顔。

肉食女「また来てくれるのかな・・・。

肉食女の前を行きかう、多くの仕事帰りの人々。

肉食女「・・・また、あたいの歌、聴きに来てくれないかな。

肉食女、バラードを歌い始める。


・・・ナンダコレハ。
いや、この小話は井田天の妄想ですが。
とりあえず書いたヤツでてこい(ぉ

いや、でもまあ書いてみると確かに
同じ境遇同士だと神学論争みたく、
当人同士にしかわからない内容になりがちなんで、
スペシャリストと何も知らない一般人キャラの
組み合わせってのは、知識を要するマンガなどで
よく見る設定ですよね。

・・・例としてまあ、そのものずばり、
某国民的美食マンガの事ですが。

あれもど素人の相方に説明する形で
視聴者に自然な形で知識を説明してできるので、
そういった意味でも違う境遇ってのは便利ですね。

その上で主人公に父親への因縁を持たせて、
絵に描いたような一般家庭で育った相方と、
複雑極まりない境遇を抱える主人公で
対比になっていて、育った環境の違いから
対立が生まれる展開もあったりして、
やはり、さすが国民的マンガだな。と
改めて感じ入る次第です。


・・・というか、こんな講義内容だったか?(笑)

まあ井田天の講義録が暴走するのはいつもの事。
受講期間もあとわずかですが、
残りの更新はラスト一回。

ラストは基礎科半年間の集大成という事で、
井田天が提出した作品についてやりたいと思います。
どうぞお楽しみに!!


posted by シナリオ講座 at 19:09| 10年秋 第56期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

柏原先生と大野先生の講義 まとめ報告その1(基礎科夜間部)

どうも、金魚です。

とうとう三月、講座も残り僅かです。
今回は柏原先生と大野先生の講義をまとめてレポート致します。

前回の柏原先生の講義では、締切りを控えたコンクールへの応募作品が多数あった事もあり、
先生は、時間を延長して一人一人に丁寧に向き合って下さいました。

柏原先生は、個人個人の個性を大切にして下さいます。
私的には理解できないトーンの作品や表現も、
先生が「いいね」と言われ、その説明を聞くと
「なるほど。そういう捉え方があるんだ」と気付かせていただけます。

個性を尊重しつつも、つまんない事はつまんない。
変な事は変っだって、ストレートにご指摘下さいますが……。

私、悩んでました。
でも、前回の柏原先生から頂いた言葉で、少し自分を認めてあげる事にしました。
技術も腕もないのなら、恥はかき捨て、
つまんないシナリオだって、書いて、書いて、書き捨てましょーや。
書き続ければきっと少しは上手くなるさ。

こんな気持で、金曜の夜を過ごしている金魚です。



さて、続きまして前回の大野先生の講義の様子をご紹介します。
前回は、いつも通り、作品の講評の後、
『企画書の書き方』、『プロになる為に必要な事』、『コンクールに入選する秘訣』
を教えて頂きました。

そして、講義後の飲み会では、参会者だけのスペシャル
『ミステリー20の原則』を教えていただきました。

詳細はブログに書けないのが残念です。
早く大野先生から教えていただいた全てを実践できるようになりたいです。
しかし、金魚には腕と技術と頭と知識と色んな物が、まだまだ足りないみたいですね。
残念でございます。


さて、大野先生語録の中で有名な言葉、
『シナリオライターは嘘つきである』がありますが、
金魚も嘘は大好きです!

私をネタに面白おかしく大ボラ吐かれるのも、自分で吐いちゃうのも、大好きです。
サービス精神は常に大盛りでいきたいですね!!

でも、自分を守る為に吐く嘘は嫌いです。
自分を守る為に嘘を吐き、他人を陥れようとする人は、どうしても好きになれません。

今度は『嘘』をテーマにした作品を書いてみたいと思います。
書いていてしんどくなりそうだなー。
でも、書き出すのは、まだまだ先になりそうです。
今、進めている物が終わってからです。
はいはい。実は、もう新しい奴練ってます。


今日は、まだまだありますよー。
金魚は講座に通い出してスグの頃の、
ある受講生からシナリオを読む事の大切さを滔々と教えられました。

その受講生は、図書館で借りてきた、とあるシナリオを常に鞄に入れ読んでいて、
私は勉強家だなーと関心し、私も図書館行かなくちゃーって思ってました。
しかし、日々の忙しさから、中々時間が取れず、今日に至りましたが、
とうとう本日、図書館で作協が出版している『年鑑代表シナリオ集』を二冊借りてきました。
※買わなくってすみません。余裕ができたら必ず買います。


まだまだ基礎科で全力を出している受講生が居る中、心苦しく思いますが、
私は進めていた作品が一段落し、少し落ち着いた状態です。
研修科が始まるまでの間に、新しい作品を練りながら、少しでも多くの映画とシナリオを読みたいと思います。


それでは、皆さま、おやすみなさい。


posted by シナリオ講座 at 19:08| 10年秋 第56期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

番外編:大野塾

どうも、金魚です。

今日は、専任講師である大野先生が個人的に開かれている
大野塾にお邪魔をさせていただきました。

大野塾では、すでに研修科を修了された先輩方が月一で集まり、
各々意見を交わしたり、先生からご指導頂く場です。

今回、参加させて頂いて感じたのは、
先輩方の意見の鋭さです。
私も、先輩方のような目線を持てるように努力しようと思いました。

金魚は4月から研修科へ進もうと決めています。
研修科へ通いながら、また、大野塾にもお邪魔させていただけたら嬉しいです。



塾後の飲み会には、大野先生の奥様もお見えになり、
一緒に時間を過ごして下さいました。
お二人が離れて座られたので、ちょっとくすぐったい気持ちになりました。


気負わず、やって行こうと思っています。


それでは、また。


posted by シナリオ講座 at 19:07| 10年秋 第56期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月19日

大野先生の講義 その3(基礎科夜間部)

どうも、金魚です。

基礎科も残すところ、あと一月です。
まだまだ未熟な受講生達ではございますが、
果敢にもコンクールへ応募する人が出て参りました。

同じクラスで学ぶ仲間として、ワクワクします。

さて、先週の大野先生の講義では、
「コンクール応募時に配慮したいシナリオの体裁やつづり方」等を教えていただきました。

もちろん、一番大切なのは中身ですが、
読み手への配慮も忘れないようにという大野先生からの大切なアドバイスだと思いました。

『シナリオは挑戦状であり、ラブレターである』

そう、シナリオはラブレターです。
自分の気持ちを押しつけるだけではいけませんよね。


ラブレターで思い出しましたが、
先週も金魚はよく食べ、よく飲みました。
少し飲み過ぎたようで、酔った勢いで『愛の告白』なんかしちゃったりして…
金魚も、もう二十歳です。大人になりました。

そうそう、大野先生語録をもう一つ。

『シナリオライターは嘘つきである』

なるほど、そうなら、きっと、私にも素質があると思います。


最後に、受講生のK島さんへ
「満ちたからっぽ」、課題の中でNo.1だと大野先生が言っていました。
このブログ読んでるかしら?
もちろん、これは嘘ではございません。


それでは、また。


posted by シナリオ講座 at 19:04| 10年秋 第56期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする