2012年05月02日

4月20日 創作論講義(相川綾香)

◇4/20(金)創作論講義〈渡邉睦月先生〉

≪脚本家に必要なこと≫
・コミュニケ―ション能力
・瞬発力
(会議でプロデューサーやディレクターとの打ち合わせの際に
 どれだけ引き出しを持てるかが勝負)

≪ドラマの流れ≫
@ 企画書 企画意図を書く
A 登場人物、ストーリーを考える
B 1話のプロット打ち合わせ→準備稿→決定稿
C 役者顔合わせ、ホン読み
D 制作発表 記者会見に参加
E 同時進行で次話のプロット→準備稿→決定稿
  (だいたい1話放送時には5話分の脚本ができあがっている)
F 制作現場に差し入れに行く
G 終了後は打ち上げに参加

≪創作実技≫
◎オリジナルストーリーを考える
テーマ:ラブストーリー、男女の設定と出会いの場面をそれぞれ発表し、最後は投票。

◎有名なセリフの代替案を考える
テーマ:スターウォーズ エピソードUでハン・ソロが殺されそうになったところ
「I love you.」のレイア姫からの返事「I know.」に代わるセリフを発表。最後は投票。




posted by シナリオ講座 at 20:18| 創作論講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

シナリオ講座・講義録 創作論講義出張編(2)

田部俊行先生編

        主人公で魅せろ!

               文・ 井田天 蔵乃介


「平凡な主人公を描きたい。
シナリオを学んでいる方から
こういう言葉をよく耳にしますが、これは間違いです。」


田部先生が講義で仰っていた中で、
井田天が一番印象に残った言葉です。

平凡は難しい。
井田天もよく聞きます。

主人公は感情移入できなければいけない。
これも井田天、よく聞きます。

おそらくではありますが、
上記二点から、平凡な主人公を描くことができれば、
自分のシナリオの腕の証明になり、
かつ、多くの人が感情移入できるよくできた主人公が描ける。
そこから「平凡な主人公」という概念が生まれたのだと
韋駄天は考察します。


「脇役は善悪どちらかでいいが、
主人公は善悪両面を描かなければならない。」

人間である以上、やはり良い面もあれば悪い面もある。
これは誰しもがよく理解できる所だと思います。
まあ、個人的には人の良い面だけ見て生きていけたらなぁ。
とは思ったりもしますが(笑)
この辺はやはり、視聴者と一番長い時間触れ合うのが
主人公なわけですから、良い面だけ見せ続けれられても・・・。
って、井田天が思ってしまうのは、
井田天が疲れてるからなんでしょうか(何


「主人公は落ち込めば落ち込むほどいい。」

・・・えー、井田天、今がどん底です(何
まあ、冗談はさておき、田部先生は講義の中で「欠落」という語句をよく使用していらっしゃったように思います。
そして「欠落」を満たすために主人公は行動し、
クライマックスで「復活」する。
そこに視聴者はカタルシスを覚える。


辛い恋に悩む主人公。
そこには「笑顔」は無い。
恋は楽しいはずなのに。
相手を思って行動すればするほど、
相手の心は自分から離れていく。
伝わらない思い。
悩み続ける主人公。
そして、主人公は恋人との別れを決断する。
欠落を満たすために主人公は行動していたはずなのに、
主人公の決断はより大きな欠落を招くという皮肉。
恋人を失い、落ち込む主人公。
そこに主人公に差し伸べられる手。
その手は今まで自分に対して
一途に思いを寄せてくれていた手。
主人公はその手を取る。
そこには主人公の「笑顔」があった。


上記は先生が講義で例に出した映画の概要ですが、
ここに記述するに当たり、
かなり井田天の脚色というか、
思い込みが入っています。
特に後半部とか(汗
タイトルを出すわけにもいきませんし、
ここは一つカンベンしていただけるとありがたいです(何

べっ、別に井田天が講義を
ろくに聴いていなかったわけじゃないんだからねっ!
ちゃんと聴いてたんだからっ!
メモも取ってたし!
そこっ!メモする内容が間違ってるとかつっこまないっ!

しかし、上記を書いていて思ったことですが、
人の不幸って美味しいですね(笑)

田部先生が主人公に「欠落」を用意しろとか、
落ち込めば落ち込むほどいい。
とか、講義であれだけ繰り返していたのが
わかる気がします(違

とはいえ、やはりハッピーエンドで
すっきり終わりたいというのは人のサガなのでしょうか。
終わりよければ全てよし。

ちなみに上記の例は上司と不倫している
OLが主人公という、まあありがちな設定なわけですが、
見返してみると平凡とは全然違いますね。
上司と不倫してるし。

まあ、OLってたいてい上司と不・・・うわなにをするやめ(ry


主人公は魅力的でなくてはならない。

とりあえず井田天は平凡どうのこうのいう前に、
魅力的な主人公。
これを描けるようにまい進して参りたいと思います!


posted by シナリオ講座 at 19:07| 創作論講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月02日

シナリオ講座・講義録 創作論講義出張編(1)

加藤正人先生編

面白くならないプロットなどこの世に存在しない!

               文・ 井田天 蔵乃介


その日、私、井田天が加藤正人先生の講義に出席したのは
始まって30分は経った頃だったと思います。

闇に包まれた教室。
その中にぼうっと浮かび上がる白黒のスクリーン。

そう、それは加藤先生が講座生の為に映画を持参され、
それを上映しているところでした。

ホテルの一室と思われる場所で
会話をしている、数人の男女。

話の内容は株がどうとか経営権がどうとか。
井田天、難しすぎて理解ができませぬ(´・ω・`)

しかもそれが長回しのカットでえんえんと続きます。
あ、でも途中で夫婦の子供と思われる男の子が2人、
公園に遊びに行くと言って出て行きました。
さすがにここは井田天でもわかりました(`・ω・´)

そして、再び会話の内容は経営どーたら株どーたらの難しい話。
正直、役者さんが頑張ってるのはわかるのですが、
井田天、少々飽き・・・、場面転換が欲しひと思ったり。

そんな井田天の気持ちを察したのか、
スクリーンに突如、黒電話のベルが鳴り響きます!
男が取ると何事か驚いた様子。

すわ、事件ですか!?

そうです、事件です。
何とさっき出て行った子供をさらったとの事。
こいつは大変だ!

どうやら、子供を返してほしくば、
経営権やら何やらが危うい流れになる様子。
ピーンと緊張感が走ります。

さあ、どうするどうなる!?

そう思ったところで、ただいま。の子供の声。

・・・・・・アレ?

何とさっき電話をかけてきた犯人は間違って、
違う子供をさらったらしいです。

ナ、ナンダッテー!

と、驚いたところで映画の上映は終了。
加藤正人先生の講義が再開しました。
なにやら、映画はプロットの構成について
話す為に上映していたようです。


同じ筋書きでも切り口、
見せ方を工夫することによって、
シナリオは面白くなる。

加藤先生はこうおっしゃいました。

今、上映した場面で言うなら、プロット的には

1.上映したホテルで会話している大人たちの場面。
2.ホテルを出て公園で遊んでいる子供の場面。
3.子供をさらうために行動を開始した犯人達の場面。

上記、三つの場面となるそうです。

加藤先生曰く、ここでは三つの流れのプロットを
1の場面をクローズアップし、あえて2と3を省略する事で
誘拐事件発生と、犯人が誘拐するべき子供を
間違えたというインパクトを
視聴者に強く感じさせているという話でした。
*あくまで井田天の印象です。もし違ってたらすみません(汗


確かに途中までは井田天、正直、退屈でしたが
誘拐事件発生から子供帰宅、誘拐取り違え発覚までは
ものすごい引き込まれました。

そして、確かによくよく考えると
1、2、3を順々に描くと説明的になり、
特に誘拐取り違えの流れがわかってしまうので、
比較すると上映された流れで正解だったのだと
井田天は感じました。


プロットは切り口によって、
色んな風に見せる事ができる。
それは本当に人それぞれ様々。
皆さんにはそういった事を工夫をして欲しい。
そして、それをするためには
個々の人物をしっかり描く事が重要になる。

そして、シナリオで重要なのはまず結果を描く事。
理由を説明するのは、後回しにして構わない。

そのような事をおっしゃっていました。

そういえばドラマのOPはまず何かしらの事件が発生し、
それから理由というか、それまでの経緯が描かれるという
構成をよく見る気がします。


キャラクター&アクション。

それが映画の面白さなのだと、加藤先生はおっしゃいました。

私、井田天、まだまだシナリオを学び始めたばかりの
ひよっ子ですが、しっかりと今回の授業を真摯に受け止め、
がんばってまいりたいと思います!


posted by シナリオ講座 at 19:01| 創作論講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

2月9日 創作論講義(酒匂彩子)

本日の創作論講義 「シナリオ自己診断法」
[講師] 田部俊行(シナリオ作家)



今日の創作論講義はシナリオ作家・田部俊行先生。
田部先生といえば、テレビの昼帯の連続ドラマを多数執筆された方!
学生時代、夏休みは昼ドラにはまっていた私は授業が始まる前からかなりドキドキしていました。
(「砂の城」とか「緋の稜線」、大好きだったなぁ〜。)

講義がスタートし、先生はまず、下の言葉を黒板に大きく書かれました。
「筆は一本 箸は二本  衆寡敵せず」
箸は二本だけど筆はたった一本、『衆寡敵せず』は『少数のものは多数のものに敵対しても勝ち目がない』ということわざ、これは、先生からの「皆は厳しい世界を目指しているが、ある種の情熱がないと、この世界では生きていけない。」というメッセージでした。

そして、その後は、下の言葉を大きく書かれました。
「悪魔に委ねよ」
「悪魔に委ねよ」は大和屋竺さんの映画論集のタイトルですが、先生は時々その本の背表紙を見て、「俺ってダメだなぁ」と呟くそうです。
先生は、「シナリオ講座では、技術・定義を習うけど、それだけじゃなく、大事なのは『心の悪魔(=情熱)』を持っているかどうか。狂ったもの、心の内から燃えてくるようなものがないとダメ』とおっしゃいました。


そして、講義のテーマの「シナリオ自己診断法」について。
「シナリオライターのプロとアマの違いは、直しができるかどうか…。
『ストーリー』、『構成』、『キャラクター』は、自分の作品を見つめ直す時のヒントになる」との事!

<ストーリー>
・まず、シナリオは描き始めたら最後まで誰にも見せない!
→途中で否定されてしまったら、続きが書けなくなる

・話は作れ!
→アイデアは浮かぶまで待つのはダメ。意識して作る。例えば、アイデアに詰まったら散歩に行く…常に作るって意識だと、何か見た時にふと、ひらめいたりする

・クライマックスの部分で感動させられているか!
→できていないのなら、どこかで書き方が間違っているか、不足している。
 クライマックスから読み取るのは大事

<構成>
・「かせ(枷)」が活かされているか
・「危機的状況」にあるか
・「謎、秘密」があるか

<キャラクター>
主人公はたいてい、「傷・トラウマ」がある。そして、それを解決するのがストーリーとして成り立っている。自分が書いた作品でそれがないとしたら、それを考える。
完全無欠な人はつまらない、普通のサラリーマン・普通のOLなんてありえない!


また、心に突き刺さるお言葉も、たくさん頂きました。
「シナリオは農業に似ている。農業は土を耕して、種をまき、水をやり、芽が出る。シナリオも肥沃(ひよく)な土壌をいかに作り上げるかが大事。
そのためには、映画や本をたくさん観たり読んだりする事が大事。」
(先生は映画をたくさん観ているので、アイデアに困った時は何かしら浮かぶとおっしゃっていました。)
「『とりあえず』、『途中まで』はダメ!癖になる。書き始めたら自分を信じて最後まで書き上げる。書いたものは、自分の貯金になる。」

田部先生の講義ではここには書ききれない程の多くの事を教えて頂き、本当に濃い時間でした。
もっとお話が聞きたいと思い、ちゃっかり、田部先生の元生徒さん達との飲み会にもお邪魔してしまいました。
シナリオ制作論講義の先生と飲む機会はめったにないので、とても貴重でしたが、さらに驚く事がありました!基礎科・研修科・修了生が入り混じって参加していたので面識のない方が多く、皆さんの出身などをお聞きしていたら、なんと!田部先生は私と同じ高校でした!つまり、先輩でした。先生の高校時代のお話も聞かせて頂き、本当に貴重な時間を過ごしました。先生、ありがとうございました。


酒匂彩子(第54期基礎科夜間部)
最近、マクドナルドの「Big American」にはまっています。
4種類全て、制覇する予定です!(すでに2つ目まで食べました!)


posted by シナリオ講座 at 14:14| 創作論講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

2月2日 創作論講義(酒匂彩子)

本日の創作論講義 「オリジナル作品のつくりかた」
[講師] 石原仁美(映画プロデューサー)・井上登紀子(シナリオ作家)



今日の創作論講義は映画プロデューサー・石原仁美先生と現在の研修科講師・井上登紀子先生。
女性二人の対談、また、現在の講師という事もあって、とても和気あいあいとした雰囲気で講義が始まりましたが…
「かなりオフレコな話をするので、ブログに書かないように」との事だったので今回は書くのは控えさせて頂きます。

でも、かなり深い話が聞けて、とても勉強になりました。
今回参加できなかった方は、(もしあるのなら)次回はぜひ、ご参加ください!

石原先生がプロデュースした映画「フラガール」のお話は、とても興味深かったです。
(観ようと思っていたのにまだ観ていなかった…と反省をしていたら、数日後、テレビで放送されたので、思わず録画しちゃいました。
神様からの、「もっと勉強しろ!」っていう思し召しかな…。)



酒匂彩子(第54期基礎科夜間部)
最近、髪を切ったら…
金太郎みたいになっちゃいました(涙)


posted by シナリオ講座 at 14:17| 創作論講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする