2016年06月01日

67期4月、創作論講義について。


67期生として、一月以上が経ちました。
遅ればせながら、4月に来校してくださった先生方のレポートであります。


4月12日、黒沢久子先生
作家・瀬戸内寂聴(晴美時代)原作「花芯」映画化についての講義

先生は脚本家としてのプライドを示してくださいました。
元々、活字と映像作品ではその技術が違うということで、
いかに映像作品として成立させ、また、さらに面白くさせるか。
原作と向き合い、葛藤しつつも、脚本には技術ありき。
けれどその答えに絶対はないと、
先生は受講生の意見にも丁重に耳を傾けてくれます。
技術の、その先の、感性。
ちなみに、昨年講義にいらしていたときとは雰囲気が違っていたと、
先輩の受講生の方に教えていただきました。
作品に挑むごとに、先生の内面にまた新たな種が生まれているのでしょうか


4月19日、旺季志ずか先生
プロの脚本家に至るまでの道のりについての講義

天才肌ならではの雰囲気が漂う旺季先生でしたが、
先生曰く、わたしほど不幸だった女はいない、とのこと。
そうは見えないほど、洗練されていらしたのですが、
目には簡単には見えない経験の深さが、そこには存在していたのであります。
デビューまでの試練についても赤裸々にお話し下さり、
先生の、その試練こそを糧に変える気持ちの強さに、ただ尊敬するのでありました。
それでも天才肌の先生だからこそ、それを乗り越えられたのでしょう。
また試練があったからこその、作品の内面の豊かさなのです。


4月26日、佐々部清先生
熊野町物語〜親父からのラブレター〜」について。(YouTubeにて配信されてます)

映画監督であり、脚本家である先生はまた違った視点で講義して下さり、
作品成立までの道のりについてはたいへん勉強になるものでした。
町おこしとしてのPRビデオを、親と息子の物語を軸に、
物語作品として成立させるその手腕。まさに驚嘆です

そしてまた無料配信されているのが、惜しいほどにクオリティが高いのです。
映画館で別の作品を探すくらいなら、
自宅で見ることおすすめ。泣けます。
そのうえ、熊野町の魅力に溢れ、その地を訪れてみたい思わせるところが、またすごい。
今度、実際に映画館でも上映されるそうですので、未見の方は要チェックです


毎回、違った先生の講義を受けられる有意義な時間。
67期シナリオ講座、価値ある時間を提供して頂いております

基礎科夜間部SK





posted by シナリオ講座 at 14:05| 12年春 第59期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする