2013年06月03日

5月30日(木)基礎科夜間部(平田)

塩田先生4回目の今回は「台詞」について。
1回目の授業の課題で出された「太郎くんと由香さん」のショートシナリオの感想を述べ合う内容でした。

まず、スゴい!と感動したのが、15作を超える作品のひとつひとつに先生がご丁寧なアドバイスをくださったことと、生徒さん各自の個性豊かなシナリオです。

初心者・経験者の内訳はわかりかねますが、生徒さんの個性が詰まったシナリオ展開に、とても感銘を受けましたぴかぴか(新しい)
十人十色とは、まさにこのことだと思います。
同じテーマ・キャラクター設定でも、ドラマの作り方が悲喜こもごも…脚本に限らず、「個性の表現」を共有し合うことは、アーティスティックで正解のない世界ならではの醍醐味のひとつだと改めて実感しました。
加えて、先生も生徒さん一人一人も、それぞれのシナリオの長所を見いだしてくださる観察眼目が、このクラスの魅力でもあります。

塩田先生のアドバイス表現には、驚きがたくさんありました。

・シナリオのドラマの有無
・必要・不必要なト書き

といった基本的なこともそうですが、

◯太郎くんと由香さんの「飛び道具」としての仲直り
◯内容が大人しい、キャラが満遍ない
◯「たまには肝臓を休めないとな」という表現で普段は呑んべいなのがわかる
◯誠実で丁寧な台本
◯キュートな台本
◯「外連味=意外性」のない台本
◯キャラクターの魅力加減
◯1シーンが長過ぎる(舞台と脚本の違いを意識したシーン転換)
◯キャラクターに関して「もう一堀りして欲しい」「もう半押し必要かな?」

このように優しくも独特な分析をなさってくださるので、表現の面白さも同時に楽しむことのできる授業でした。

現時点の私たち全体に欠けている「心象風景としての情景を入れることの大切さ」も、映像ありきのシナリオではとても重要だと痛感いたしました。

授業の最後に、「台詞」として「東京物語」シーン149の妻を亡くした周吉の一言。
「(省略)ああ、綺麗な夜明けじゃった」
を取り上げてくださいました。

・・・
嗚呼、いつか先生がびっくりするような台詞が書きたい!!!と心で叫ぶ、不肖な私をお許しください。

二週間後の塩田先生の授業はいよいよ、私たちが秋まで取り組む「一時間もののプロット作成」が課題になっています。

やる気、ものすごくみなぎってますexclamation×2
先生に宣誓「現時点の全力を注ぎ込んで、今日も明日も書き続けます手(グー)


基礎科夜間部 平田


posted by シナリオ講座 at 13:46| 13年春 第61期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする