2010年07月18日

自分と向き合うこと(基礎科昼間部)

どーもこんにちは。小谷です。
投稿がなんやかんやで遅くなってしまいすみません。

実作指導に入って1ヶ月以上経ち、
皆さん試行錯誤していることと思います。
プロットを書き、先生のOKが出たらシナリオを書くという流れですが、
なかなかシナリオまで辿り着くのが難しいです。

私は先日プロットの指導を受け、いろいろ考えさせられました。
先生を始め、生徒の方たちの意見を伺い、
自分には見えていなかったことが見えました。
1番大きかったのは、
登場人物を他人だと思って書いていたつもりが、意見や質問に答えていく中で「この主人公は自分自身だ」と気付いたことです。
無意識の内に今まで自分の中で消化できいない気持ちや問題意識が登場人物を介して語られていることに気付いたのです。

当然シナリオを書く人は意図的にそうやって書くのでしょうが、私は完全に今回それを意識していなかったのです。
登場人物(特に主人公)は自分の中から生まれてくるのだから、
自分に似るのは当然かもしれませんね。

しかしそれに気付くと「この登場人物は何でこうしたの」「甘いんじゃないの」「理解できない」という意見があると、それはそのまま自分自身に言われているような気がしてきます(皆さんは作品の人物に対して言ってくれているのですが)。
そうすると「自分は何がしたいのか」「何が言いたいのか。本当に言うべきことがあるのか」「そもそも自分が人様に何かを発信したいなんて驕りではないのか」と負のループにはまっていきます。
正直、自分の中は突き詰めていくと空っぽな気がして
授業の後、「私は誰、ここはどこ」状態になりました。

シナリオを書くということは恐いことだと思います。
自分を丸裸にして、「これが自分だ」と世の中に偉そうに(人によってはおずおずと)意思表示するわけですから。
しかも登場人物を通して、自分の知らない自分、知りたくなかった自分にも向き合わないといけません。
自分というものをしっかり持っていないと、シナリオに食い殺されてしまいかねないと思います。

それでも書きたいと思うってことは、何か言いたいんだと思います。
それが見つからない限りはいいシナリオは書けないのかもしれなせんが。
でも「自分とは、人生とは」ということを完璧にわかっている人は
なかなかいないと思うし、そんな完璧な人が訓示するようなシナリオが
面白いとは思わないし・・・
だから訳がわからなくなりながらも、皆試行錯誤して書くんだと思います。
私もそうやってこれからも書いていくんだと思います。
登場人物に負けないように頑張ります。

私のプロット同様まとまりがない文章ですみません。
完全にぼやきになってしまいました。
とにかく、良いシナリオが完成できるように切磋琢磨しながら
皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っているので
これからも宜しくお願いします!

小谷 香織


posted by シナリオ講座 at 17:54| 10年春 第55期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする