2018年05月16日

4月17日創作論講義 「黒沢久子先生を迎えて」 基礎科昼クラス 宮本くみこ



2018年4月、今期初の創作論講義は
「シナリオ講座の有効活用」と題し、黒沢久子先生が熱弁を奮った。
元受講生目線でかゆいところに手が届く内容。
目から鱗が落ちっぱなしの2時間だった。

本講義で一番驚いたのは、あまりにも具体的なシナリオ勉強法だ。
「シナリオに1万時間を費やそう」 … 文字を書くことが大事。手を動かそう。
「シナリオを100本書き写そう 」 … なるべく古いものを。1980年代以前がよい。
一見誰にでもできそうな内容だ。こんなにわかりやすい技を惜しげもなく伝授してよいのだろうか。

しかし先生はこう続けた。
「1万時間ときいて、やれる人はそうそういない」
「大抵はシナリオを100本書かない。その前にデビューするか、挫折する」
単純計算して、3年で終えるには1日9時間。
現実的に取り組めそうな1日3時間だと10年近くかかってしまう。
日常生活との両立を考えると、何年かかるかわからない。

「プロになるのは簡単だが、続けるのは難しい」
「一流になるかどうかは自分次第だ」
当たり前のことだが、指摘されるまで見落としがちな部分である。
確固たる基礎を築くにはそれぐらいの時間が必要なのだ。

翌日から私もシナリオの書き写しを始めたが、何かがわかる気がした。
これはやった者にしかわからない感覚だろう。
ここまで教えてもらったら、後は自分の努力次第だろう。

シナリオに加えてこんなアドバイスも。
「幹事を決めて、先生を飲みに誘おう。
講師陣はせっかく赤坂まで足を運んでいるのだから、いろいろなお話を聞こう」
お言葉どおり早速先生をお誘いして、講義後に有志一同で中華料理店へ。
2テーブル使用で私は席が離れてしまった。
先生擁する隣のテーブルでは、一同が熱心に耳を傾けていた。
お話を聞けない反対テーブルでは女子会さながら受講生同士の理解を深めた。
一緒に頑張る仲間の顔が見えるのは通学の醍醐味だ
これから毎週こんなに実り多いのかと思うと、今から火曜日が待ち遠しい。




posted by シナリオ講座 at 16:58| 12年春 第59期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

基礎科昼クラス(寺島)

開講日に、「なぜ、脚本を書こうと思ったのか」 という問いかけを学長の桂千穂先生からいただいて、早いもので1か月と半分程が過ぎました。
その問いかけが頭から離れず、ぼんやり自問しながら、講義に通っています。
やっと、赤坂に来るのも慣れてきました。

これまでの授業では、「ローマの休日」「切腹」や「HERO」などの映画・ドラマ作品を通し、脚本を書く上での基礎知識等を学んできました。やはり、名作といわれるものは脚本構成の点のみを見ても美しく、学ぶことがたくさんあります。
また、先生方の作品に対する説明等を聞き、もっと意識的に作品に触れなければならないなあと、反省してばかりでした。

そして、11月最後の講義から、個々の作品に対しての講評が始まりました。
「合評は、一人で書いていては経験できないことだ!」と授業に臨んだのですが、他の方の作品に対して、いざ言葉にしようとすると大変難しく…。

小川智子先生が、様々な角度から意見をする姿は、すごい、の一言でした。意見や疑問によって、新たに物語について考える、とっかかりになる、そうして作品が深まり発展していくと実感した講義でした。
「合評というのは、現場でもよく行いますよ」という、小川先生の言葉は大変重く心に響いたので、次回からはしっかりと発言できるようにしていきたいと思います。

また、他の方の作品を読むこと自体も、自分にはない発想ばかりで、大変面白いです。やはり、人間はそれぞれ違うのだなあという、当たり前のことをしみじみ思ってしまいました。

それぞれにある作りたい物語を作っていくことは、その人の中と向き合うことでもあるのだなと実感します。そして「どういう物語をつくりたいのか」は、「なぜ脚本を書こうと思ったのか」という桂先生の問いにも、つながっていっているのではないか、と感じました。
ですので、これからも自問しつつ、半年間頑張っていこうと思っています。


posted by シナリオ講座 at 15:40| 17年秋第70期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

第70期基礎科夜クラス 中田森也



シナリオ講座に通って二ヶ月。求めていたものがありました!
それは一人でシナリオを書いていても中々得られないものです。

みなさま、何かわかりますでしょうか?

そう、そうです。厳しさです!

さすがにプロの先生、厳しい目線でレビューしてくれます。
フォーマットから、登場人物設定物語構成まで、容赦ない指導をくれます!
※効果には個人差があります。

しっかりと第三者からレビューを受けれることは中々ありません。
しかもプロの目線のレビューです。これは大変ありがたい!

安倍照雄先生鈴木智先生が普段どういった視点で映画やシナリオを見ているのか、
日々、勉強させてもらっています。
どれも自分一人でやっていても気づかない発見ばかりで、
シナリオの奥深さを感じる毎日です。

あと、受講生の作品を見るのも楽しみです。
それぞれ持ち込んでくる作品に個性があって面白い!
自分には思いつかない作品がいくつもあります。
受講生同士の交流の中でも勉強させていただいています。

あとあと、余談ですが個人的なテーマがソリコミです。
なので毎週毎週、ソリコミのことを考えています。

人生でこんなにソリコミのことを考えているのは初めてかもしれません。
今後も、ここまでソリコミのことを考える機会はないと思います。

たかがソリコミ、されどソリコミ。

しっかりとしたシナリオを書くにはテーマの深掘り は必須。
一つのことをじっくりと考えるのも大切だなと痛感しています。

基礎科が終了する3月までに、
少しでも良いものを書けるように頑張っていきます!




posted by シナリオ講座 at 17:14| 17年秋第70期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

第69期研修科昼クラス 久保稔

 親譲りの粗忽な性格のため、生まれた時からドジばかり踏んでいます。
原稿依頼に気づくことなく今日まで来てしまい、遅くなって申し訳ありません。
さて、最近の授業の様子など簡単に書かせていただくことにします。

 研修科になってから感じたことは、皆さんとても意欲的、積極的、情熱的であること
シナリオライターになるんだという気迫がひしひしと伝わってきます。
そのため、プロットの上がってくるスピードが速い、速い。
毎週作品を出す人もいるくらいで、「本気でプロになる気ならこのくらいできなきゃいかんのか」と焦っている次第であります。基礎科の時に長谷川先生から「プロになるんだったら直しは遅くとも2週間」 と言われました。(確か「遅くとも」と言われたような…) 
 ちなみに基礎科で仕上げた作品は2週間のなおしどころではなく、たっぷり一月もかかる有様でした。
「早きゃいいってもんじゃないよ…」と自分に言い訳すればするほど惨めになるばかり。「そういや前職(教員です)でも、いつも締め切りギリギリであちこちに迷惑をかけたっけ」

 先生方からの指導もひとつ階段が上がっていることを感じます。最初の時間に森下先生から「研修科ではとにかく面白い物を」と言われ、各先生方の指導も、「面白さとは何か」と問いかけてくる内容に変わってきたと思います。 生徒の皆さんも真剣にアイデアを練って、挑むような気持ちで提出をしているように思います。 私も次の作品の構想を練って いるところです。自己満足でない「面白さ」を本気で追求して行きたいと思います。



posted by シナリオ講座 at 10:55| 17年秋 第69期研修科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月02日

修了式が行われました。(基礎科夜クラス 美香)

4月6日、第69期基礎科夜クラスの開講式でした。
桂千穂先生西岡琢也先生井上由美子先生が前に座っていらっしゃいました。
シェイクスピアを読みなさい!って言っても君たちは読まない・・」と桂先生が熱くおっしゃっていたのを、今思い出しました(そうです、読んでいません・・・。今年中に読みます)。

半年間は瞬く間に過ぎ、“シナリオのようなもの”を1作書いたところで基礎科は終了。
先日修了式を迎えました。
基礎科と研修科の昼夜4クラス合同の修了式は、赤坂の教室ではなく西麻布の会場で行われました。
同じクラスの面々は、普段の授業の時よりも、気のせいかスッキリ明るい表情に見えました。

桂先生がスピーチで「 『桂千穂のシナリオはイタダキで書け!』を読みなさい!」とおっしゃったので、すぐにアマゾンで買いました。きっと他の生徒さんたちもそうしたと思います。
そのあとでお話を伺ったら、「1万本くらい、映画みなさいね」と桂先生。思わず、「ううっ」と答えてしまいました。毎日、頑張って観ています。

講師の先生方の、笑いを誘うスピーチで場も和み、基礎科、研修科それぞれ代表の方が挨拶しました。
研修科代表の方のスピーチが感動的で、私も研修科が終わった時に号泣できるくらい想いを込めよう、と心に誓いました。
その後の歓談では、同じクラスの皆と記念写真を撮ったり、習っていない先生のお話を伺ったり、楽しい時間を過ごさせていただきました。

研修科に進む生徒の皆さん、鬼の西岡先生、仏の井上先生、そして向井先生と共にまた半年間、よろしくお願いします。一緒に戦う仲間がいたから、心折れずに続けられました。
事務局の皆さん、いつもサポートしてくださってありがとうございます。秋からもよろしくお願いいたします!



posted by シナリオ講座 at 11:37| 17年春 69期基礎科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする